システム開発会社からゲーム会社に転職する間に遊んだSCEの『ネットやろうぜ』
雑談
2019.12.08
こんにちは。
酒田市・鶴岡市の事業主さんを
ホームページ集客で応援している
ニゴロデザインの高橋です。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
今の家に引っ越してきたときに
荷物を片付けていたときの話ですが…
パソコンもセットアップし
オーディオ環境も復活。
そのオーディオで音楽でも
聴きながら作業をしようと、
物置にしまってあったCDを
パソコンに取り込んでいるとき
こんなディスクが見つかりました。
↓
ネットやろうぜ
ソフト開発用ディスク
というものです。
思わず、
懐かしい~😆
と声を出してしまいました。
ネットやろうぜとは、
プレイステーションの発売元だった
ソニー・コンピュータ
エンタテインメントが
一般の人向けにゲーム開発キットと
ネットワークを提供するという
1996年に開催された企画です。
一般の人といっても
プログラムやデザインなどを
勉強している人向けですね。
本体と開発キット合わせて
12万ぐらいしたのですが、
ゲーム作りがしたい~😭
ってウズウズしていた自分は
すぐに申し込みました。
その頃の給料で12万という金額は
決して安くはなかったのですが、
ちょうどゲーム制作会社に
転職を考えていた時期だったので
買うぞ!😫
と自分の背中を押せました。
開発キットと一緒に
スウェード風の手触りの
黒いプレイステーション
が手に入ります。
それをパソコンにつないで
プログラムを作って転送して
実際に動かして遊ぶわけです。
いざプログラムを作って
ゲームをプレイ!と思ったのですが、
サンプルプログラムといっても
簡単なものしかなくて、
昼は会社員を普通にやりながら
夜は家でプレイステーションのことを
調べながらプログラムをする…
というのは自分には不可能でした。
くぅ~せっかく手に入れたのに…😓
って感じでしたね。
今と違って、
ネットで調べれば解決する…
という時代でもなかったですし😅
また、作ったプログラムを
パソコンからプレイステーションに
転送するときのスピードが激遅💦
結局、面倒くさくなってきて
やらなくなってしまいました。
黒いプレイステーションは
ゲーム専用機になっていました。
その後、
ゲーム会社に無事転職でき
プレイステーションの
ゲーム制作に携わりました。
開発で使う機材はプロ用です✨
パソコンでプログラムを作り、
開発用のプレイステーションに
転送するまでのスピードが
まさに桁違いの速さでした📈
公式資料も充実していて
周りで一緒に仕事をするプログラマーも
プレイステーション専門の人ばかり。
情報も豊富にありました。
開発効率が段違いだったのは
言うまでもありません。
では、ゲームやろうぜで買った
開発キットが無駄だったのか?
と言われると、そんなことはなく…
黒いプレステが手に入ったし、
おまけ?として付属していた
LightWave3Dというソフトが凄くて
3D形状のモデリングも
できるようになったんですよ。
自分スキルアップができました✨
今はゲームが作れる環境や
高性能なコンピューターが
手頃な値段で手に入る時代です。
環境は最高ですね。
いい時代だな~
ってしみじみ思いますね🙂
まだまだこの先も、
いろんなものづくりを
やっていきたいなあ👍
それではまた。
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公開日 2019年12月8日 最終更新日 2019年12月9日