人の総合力が問われる?人物写真の撮影…大事なことは段取りと声かけでした

ニゴロデザインの高橋です。こないだまで、まだ正月気分でしたが、気づけばもう1月も末。早くも今年の1/12が終わりますね。

週末は大阪から先生にお越しいただき、写真撮影の勉強会をしました。今回も講師はフローレンスノンノンの清水先生です。庄内の歩道の雪に驚いている様子でした。

ホームページを制作するときって、写真を撮る機会がけっこうあるんです。今回は、ホームページ依頼先の社長の撮り方、部屋や置いてあるものの撮り方、女性スタッフを撮るときのコツなどを教わりました。

レッスン風景はこんな感じです。

清水先生が撮った写真のサンプルを見せてもらいながら、自分たちで撮ってみて、画像の確認も一緒にしてくれますし、初心者でも分かるようにアドバイスしてくれるので楽しく学べます。

いくつかビフォー・アフターを載せますね。

部屋を撮る

スマホで空間を撮るときは、立ったまま目線の位置で撮ると、カメラが上から斜めに見た感じになってしまいます。

スマホを胸とヘソの間ぐらいに構えて、水平にして写真を撮るといいそうです。または、ひざをついて目線そのものを下げてもOK。

観葉植物

あとは、日常のちょっとした風景を撮るときにも、普段見ない目線で撮ると写真ならではの面白さが生まれます。

床に置いた観葉植物は上から撮ってしまいがちですが、床の方向から撮影すると、普段見ないアングルの面白さが出ますよね。

うーん、ためになります。

イベントでのラーメン

お昼は撮影の練習も兼ねて、酒田の寒ダラ祭りの会場に移動し、花鳥風月さんの限定ラーメンを食べました。

せっかくなので、限定ラーメンを撮ろう!と思ったら、清水先生が「高橋さん、こちらでお店の名前も入れて撮りましょう!」とのアドバイス。お店の看板を入れて撮影しました。

写真一枚から伝わる情報量が格段にアップしました。さすがです。

人物を撮る

午後は、睡眠屋さんにおじゃましました。

ちょうど、幼稚園や保育園に通う子ども向けのお昼寝布団が展示されていたので、『商品説明してもらいつつ写真を撮る』というテーマで撮影にチャレンジしました。

モデルは睡眠屋の奥様です。お忙しいところ、ありがとうございました。

撮られる人に話しかけながら笑顔を引き出して撮影をしていくんですが、これがなかなか難しい。

笑顔を引きだそうと話しかけると、そのまま会話になってしまってシャッターを押すのを忘れてしまいます。面白いエピソードなんかを聞くと、その話の内容に頭が持っていかれてしまうんですよね。

人が笑っている写真を撮るには、いろんなことが同時にできないといけないようです。知識・感覚・技術・コミュニケーション・・・それらの総合力みたいなものが必要ですね。

ちなみにこちらの布団が、人気のお昼寝布団です。

「隣の子が気持ちよくて、起きたらこっちに移動してることもあるらしいです」とのこと。

今回のまとめ

写真はデジカメになってから撮り放題になりました。

下手な鉄砲数打ちゃ当たる…という言葉もありますけど、撮る人も撮られる人も人生の時間は限られています。せっかくなら、短い時間でパシっと撮りたいもの。

それには何よりも段取りをしっかりすることが大事だということでした。なんとなく撮るのではなくて、どんな目的で撮るのか、いつ撮るのか、どのようにして撮るのかを、相手にきっちりと説明することで、しっかりと仕事ができるんですね。

先生いわく、「慣れるには社内で声をかけながら撮り合いっこするといいと思いますよ」とのことなので、次の社内勉強会では、人物写真の撮影会をやりたいと思います。

清水先生、大変お世話になりました。

暖かくなったら、またいろいろと教わりたいです。